
のコネクタから構成されます。 UltraSCSI バス・セグメントの両端には
ターミネータが必要です。
最大 2 つの UltraSCSI バス・セグメントを UltraSCSI ハブまたはシグナル
変換器を使って連結し,UltraSCSI バス全体を長くすることができます。
3.2.2 伝送方法
SCSI バスには次の 2 種類の伝送方法があります。
• シングルエンド — シングルエンド SCSI バスでは,1 本のデータ・リー
ド線と 1 本の接地リード線を使ってデータ伝送を行います。 シングル
エンド・レシーバは,信号線のみを入力データとして認識します。 伝
送されたシグナルは,シグナルの反射のために,信号線上でいくぶん
歪んでバスの受信終端に達します。 この歪みの大きさは,バスの長さ
および負荷によって決まります。 この伝送方法は経済的ですが,ディ
ファレンシャル伝送法よりもノイズの影響を受けやすいので,ケーブ
ル長が短く制限されます。 シングルエンド SCSI デバイスのあるデバ
イスは次のとおりです。
– BA350,BA356,および UltraSCSI BA356 ストレージ・シェルフ
– SCSI シグナル変換器またはパーソナリティ・モジュールのシン
グルエンド側
• ディファレンシャル — ディファレンシャル・シグナル伝送では,2 本
のワイヤを使ってシグナルを伝送します。 この 2 本のワイヤは,1 本
のワイヤでシグナル (+SIGNAL) を送り,もう 1 本のワイヤでそのシ
グナルと 180 度フェーズがずれたシグナル (-SIGNAL) を送る,ディ
ファレンシャル・ドライバによって制御されます。 ディファレンシャ
ル・レシーバは,これら 2 つの入力が異なるときのみシグナル出力を
生成します。 2 本のワイヤで生じるシグナルの反射は事実上同じなの
で,それらはレシーバに感知されません。 レシーバは 2 本のワイヤ間の
相違だけを感知するからです。
この伝送方法はシングルエンド SCSI よりもノイズの影響を受けにく
く,ケーブル長の制限も長くなります。 ディファレンシャル SCSI イン
タフェースのあるデバイスは次のとおりです。
– KZPBA-CB
– KZPSA-BB
共用 SCSI バスの要件および UltraSCSI ハードウェアを使用する構成 3–5
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