
最大 5 台の ESL9000 シリーズ・テープ・ライブラリを,パス・スルー・メ
カニズム (注文番号 161268-B21) を用いて接続することができます。 テー
プ・ライブラリを接続したとき,サポートされるテープ・ドライブ数は,
ESL9326D の QuickSpecs で確認してください。 また,パス・スルー・
メカニズムについての詳細は,Compaq StorageWorks『
Pass-Through
Mechanism Installation Guide』を参照してください。
8.13.3 共用 SCSI バスで使用するための ESL9326D エンタープライ
ズ・ライブラリの準備
ESL9326D エンタープライズ・ライブラリには,ライブラリ・ロボット
(ロボット・コントローラ) と 6 から 16 台の 35/70 DLT (DS-TZ89N-AV)
Fast-Wide ディファレンシャル DLT テープ・ドライブが装備されています。
テープ・デバイスは,KZPSA-BB または KZPBA-CB ホスト・バス・アダプ
タによる共用 SCSI バス上での使用のみサポートされています。
______________________ 注意 _____________________
ESL9326D エンタープライズ・ライブラリでは,内部の各 SCSI
バス上に 2 台の 35/70 DLT テープ・ドライブがケーブル接続され
ています。 ロボット・コントローラはテープ・ドライブ 0 と 1 に
接続されます。 2 と 3,4 と 5,6 と 7 など,その他のテープ・ド
ライブのペアも内部で互いにケーブル接続されています。
ESL9326D エンタープライズ・ライブラリでは,SCSI バスの不
足に備えて,SCSI バス・ジャンパ・ケーブルが余分に付属して
います。 ジャンパ・ケーブルで SCSI バス同士を接続すると,
同一の SCSI バス上に 4 台のテープ・ドライブを設置すること
が可能です。
ただし,1 つの共用 SCSI バス上に接続する 35/70 DLT テープ・
ドライブは,2 台までにすることをお勧めします。
また,テープ・ドライブの接続された共用 SCSI バス上にスト
レージを接続しないこともお勧めします。
以降の各項で,ESL9326D エンタープライズ・ライブラリの準備方法につ
いて,さらに詳しく説明します。
8–84 テープ・ドライブを使用する共用 SCSI バスの構成
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