
• オプションとして,クォーラム・ディスクとして動作する共用 SCSI バ
ス上の 1 台のディスク ( 1.3.1.4 項を参照)。 クォーラム・ディスクにつ
いての詳細は,『クラスタ管理ガイド』を参照。
本書で説明する構成はすべて,共用 SCSI バスの使用を前提にしています。
______________________ 注意 _____________________
Fibre Channel ストレージを使用する場合は,第 6 章を参照し
てください。
共用 SCSI バスにデバイスを接続する前に,以下の作業を行う必要があ
ります。
• 各共用 SCSI バスにどのデバイスを接続するか,どのデバイス群をまと
めて接続するか,およびどのデバイスを各バスの両端に配置するかを決
定し,ハードウェア構成をプランニングします。
共用 SCSI バスにテープ・デバイスをインストールする場合は,プラ
ンニングが特に重要です。 TZ885,TZ887,TL890,TL891,および
TL892 を除いて,テープ・デバイスは共用 SCSI バスの端にしかインス
トールできないからです。 これらのテープ・デバイスだけで外部終端の
使用がサポートされています。
• デバイス群をできるだけ近くにまとめて配置し,共用 SCSI バス長の
制限を超えないようにします。
• SCSI コントローラ,UltraSCSI ハブ,トライリンク・コネクタ,およ
び SCSI シグナル変換器のインストールを含め,システムとストレー
ジ・シェルフをバスに適切に接続できるように準備します。
必要なクラスタ・ハードウェアをすべてインストールし,共用 SCSI バスを
接続した後,各システムからすべての共用ディスクを認識,およびアクセス
できることを確認してください ( 4.3.2 項を参照)。 その後,『クラスタ・イ
ンストレーション・ガイド』に従って TruCluster Server ソフトウェアをイ
ンストールすることができます。
4.1 TruCluster Server ハードウェア構成のプランニング
TruCluster Server ハードウェア構成をセットアップする前に,性能および
可用性のニーズを満たす構成をプランニングする必要があります。 目的の
構成の以下の要素について決定してください。
4–2 UltraSCSI ハードウェアを使用する TruCluster Server システムの構成
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