
• RA7000 または ESA 10000 RAID アレイ・サブシステム内の BA370
シェルフにある右下のデバイス・スロット。 これが,ケーブル長および
ディスクへの干渉を最小限にできる位置です。
• DS-BA35X-HH オプションによって 180W 電源装置にアップグレー
ド済みの非 UltraSCSI BA356。
UltraSCSI ハブは,ストレージ・シェルフから必要な電源と筐体を得ます。
SCSI バスは,DWZZH とストレージ・シェルフ間では繋がっていません。
DWZZH は,ハブ・ポートごとにディファレンシャル・シングルエンド・シ
グナル変換器を備えています。 これは,オン・チップ DWZZA,または DOC
チップと呼ばれることもあります。 このチップのシングルエンド側がまとめ
て接続されて,内部シングルエンド SCSI バス・セグメントを形成します。
各ディファレンシャル SCSI バス・ポートは,無効にすることも,取り外す
こともできないターミネータによって DWZZH 内部で終端が設定されます。
DWZZH の終端電源 (termpwr) は,DWZZH ポートに接続されたホスト
SCSI バス・アダプタまたは RAID アレイ・コントローラから供給されま
す。 そのメンバ・システムまたは RAID アレイ・コントローラの電源を切
断したり,ケーブルを KZPBA-CB,RAID アレイ・コントローラ,または
ハブ・ポートから引き抜くと,termpwr を消失した当該ハブ・ポートだけ
が無効になり,残りのハブ・ポートおよび SCSI バス・セグメントは影響
を受けません。 外部終端を利用している構成で Y ケーブルを取り外した場
合も同じような結果になります。
______________________ 注意 _____________________
UltraSCSI BA356 DS-BA35X-DA パーソナリティ・モジュール
は,termpwr を生成しません。 したがって,UltraSCSI BA356
を DWZZH ハブに直接接続することはできません。 TruCluster
Server クラスタでの UltraSCSI BA356 の使用については,第
10 章を参照してください。
SCSI バス・セグメントのもう一方の端では,KZPBA-CB オンボード終端抵
抗 SIP,または RAID アレイ・コントローラにインストールされたトライリ
ンク・コネクタ/ターミネータの組み合わせによって終端が設定されます。
KZPBA-CB UltraSCSI ホスト・アダプタには,次のような特長があります。
4–10 UltraSCSI ハードウェアを使用する TruCluster Server システムの構成
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