
表 8–15: TL896 の省略時の SCSI ID
SCSI ポート デバイス 省略時の SCSI ID
MUC
2
D
ドライブ 5(上)
5
E
ドライブ 4
4
F
ドライブ 3
3
A
ドライブ 2
5
B
ドライブ 1
4
C
ドライブ 0(下)
3
8.11.5 TL893 および TL896 自動テープ・ライブラリの内部ケーブル接続
TL893 および TL896 自動テープ・ライブラリ (ATL) の省略時の内部ケーブ
ル接続構成は,次のとおりです。
• TL893 の SCSI 入力は高密度 68 ピン・ディファレンシャルです。
TL893 の省略時の内部ケーブル接続構成は,図 8–15 に示すように 3 バ
ス・モードになっており,以下の特徴があります。
– 上部シェルフのテープ・ドライブ (SCSI ID 5) および MUC (SCSI
ID 2) は SCSI ポート C に接続され,MUC に終端が設定されます。
TL822/TL826 と同じ MUC およびターミネータを使用できるよう
に,テープ・ドライブから MUC までを SCSI ケーブルで接続する
のに,MUC で 68 ピン-50 ピン・アダプタが使用されています。 図
8–15 では,これは SCSI Diff Feed Through (注文番号 0425031) と
して示されています。 この SCSI バスでは,50 ピン Micro-D ターミ
ネータ (注文番号 0415498) によって MUC に終端が設定されます。
– 中央シェルフのテープ・ドライブ (SCSI ID 4) は SCSI ポート B に
接続され,68 ピン Micro-D ターミネータ (注文番号 0415619) に
よってドライブに終端が設定されます。
– 下部シェルフのテープ・ドライブ (SCSI ID 3) は SCSI ポート A に
接続され,68 ピン Micro-D ターミネータ (注文番号 0415619) に
よってドライブに終端が設定されます。
テープ・ドライブを使用する共用 SCSI バスの構成 8–57
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