
8.12.2 共用 SCSI バスで使用する TL881 または TL891 ミニライブラリ
の準備
ここでは,共用 SCSI バスで使用する TL881 および TL891 DLT ミニライブ
ラリの準備の詳細について説明します。
8.12.2.1 スタンドアロン共用 SCSI バスで使用するテーブルトップ・モデルまた
はベース・ユニットの準備
TL881 または TL891 DLT ミニライブラリのテーブルトップ・モデルまたは
ラックマウント・ベース・ユニットは,スタンドアロンで使用できます。 将
来の拡張を考慮しているユーザの場合には,ラックマウント・ベース・ユ
ニットを購入するとよいでしょう。
______________________ 注意 _____________________
システム性能を保つため,1 つの SCSI バスに 3 台以上のテー
プ・ドライブを接続しないようにお勧めします。 同様に,共
用ストレージをテープ・ライブラリと同じ SCSI バスに配置し
ないようにもお勧めします。
ここでは,共用 SCSI バスで使用する TL881/TL891 DLT ミニライブラリの
テーブルトップ・モデルまたはラックマウント・ベース・ユニットの準備
について説明しています。
ハードウェア・インストール手順の詳細については,『TL881 MiniLibrary
System User’s Guide』または『TL891 MiniLibrary System User’s Guide』を
参照してください。
8.12.2.1.1 スタンドアロン・ミニライブラリ・テープ・ドライブの SCSI ID の設定
TL891 および TL892 ミニライブラリの前面にある制御パネルは,電源投入時
自己診断 (POST) の状態表示,メッセージの表示,およびミニライブラリ機
能のセットアップに使用できます。
ミニライブラリに初めて電源を供給すると,一連の POST 診断が実行され
ます。 POST の実行中,制御パネルには,ミニライブラリのモデル番号,
現在の日付/時刻,ファームウェア・リビジョン,および各テストの状態が
表示されます。
POST 診断の完了後,次のような省略時の画面が表示されます。
8–68 テープ・ドライブを使用する共用 SCSI バスの構成
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