
2. システムをシャットダウンし,bootdef_dev コンソール環境変数をリ
セットして,メンバ・システム・ブート・ディスクへのマルチ・ブー
ト・パスを次のように設定します
a. ブートする Fibre Channel ユニットのデバイス名とワールドワイド
名を取得します (表 6–4)。 ブート対象に対して正しいデバイス名が
選択されていることを確認します (クラスタ・メンバ・システム
2,クラスタ・メンバ・システム 3 など)。
b. wwidmgr -quickset コマンドの出力結果 (例 6–7) から,ブー
ト・ディスクとなるストレージ・ユニットにアクセス可能なデバ
イス名の到達可能性を確認します。 show dev コマンドを使用
して,bootdef_dev コンソール環境変数に割り当て可能なデバ
イス名を確認します。
__________________ 注意 _________________
ここでは,到達可能性の connected 列で Yes と No の
両方が示されているデバイス名を選択します。 通常,
マルチ・バス・フェイルオーバ・モードでは,1 つの
ストレージ・ユニットに対して 1 つのコントローラの
みがアクティブになっていることに注意してくださ
い。 そのため,コントローラがフェイルオーバした場
合でも,そのユニットに到達できるかどうかを確認し
ておく必要があります。
複数の Fibre Channel ホスト・バス・アダプタを使用
している場合は,少なくとも 2 つのホスト・バス・ア
ダプタのデバイス名を設定します。
たとえば,ホスト・バス・アダプタが故障した場合,ま
たはコントローラがフェイルオーバした場合でも,接続
されたブート・パスが存在するように,複数のホスト・
バス・アダプタと各コントローラ・ポートのデバイス名
を選択します。 例 6–7 で示された到達可能性を例にと
ると,2 番目のクラスタ・メンバ・システムに対して
bootdef_dev コンソール環境変数を設定する際,次の
デバイス名を選択することができます。
Fibre Channel ストレージの使用 6–89
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